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男が女に犯されるやつ 4

1 :名無しさん@ピンキー:03/09/08 01:03 ID:lpoKix08
女が男を犯す、がテーマです。

・過去スレ
男が女に犯されるやつ 3(前スレ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053993847/
男が女に犯されるやつ 2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049565804/
男が女に犯されるやつ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10335/1033547919.html

・倉庫
http://www.101h.com/ftom/

539 :微熱 ◆DIO.JVXsqE :03/10/30 17:59 ID:HHRjMquD
放課後。昇降口から出る足取りが重い。
(ヒカリは、今日も病院か……)
 アスカは軽く溜め息をついて、隣を見た。誰もいない。ヒカリも、ましてや
シンジも。
(ひとりね)
 孤独。しかし、それに根を上げてしまうほど、自分は弱くはないはずだ。
(そうよ、寂しくなんか――)
 自己を奮い立たせようとして――アスカは、それを途中でやめた。
(……)
 寂しい。その気持ちは、どうしようもない。
 きっと今日は、星の巡り合わせが悪いのだ。それとも仏滅だったのか。ある
いは、バイオリズムが急激に低下しているのか。
 とにかく今日の自分は、ほんの少し気弱になっている。今日だけ。
 だから明日になれば、こんな鬱陶しい気持ちはきれいにさっぱりなくなって
いるはずだ。
(なら今日は、弱くてもいいわよね……)
 弱音は全部、今の内に吐き出してしまおう。
(シンジ……)
 馬鹿で優柔不断で格好悪くて、冴えないやつ――でも、それだけじゃない。
 同じ家に住むようになってから、いつも近くにいて、我が儘が言えて、なん
だか安心できて。
 けれど今は、まともに顔を合わせることもない。学校ではもちろん、家でさ
え。
(ま、私が避けてるんだけどさ)

540 :微熱 ◆DIO.JVXsqE :03/10/30 18:00 ID:HHRjMquD
 それでも、いる場所ははっきりしているのだから、部屋にでもなんでも押し
入ってくればいい。鍵なんてないのだから。そうして、言いたいことをみんな
言ってくれればいい。
(無理よね……)
 拒否されている相手に向かっていくなんて、絶対にシンジにできるはずもな
い。
 それと同じように、自分の方を向いてくれない相手の前に出ていくことなん
て真似は、アスカにはできない。それだけは譲れない。
(だからさ、もう、どうしよもないのよ)
 苦笑いをする。為す術がないのなら、それに抗ってもしかたがない。今日は、
さっさと帰ってふて寝でもしてしまおう。
 と、うつむいて歩くアスカの前に、誰かが立ちはだかった。黒いソックスと
制服のスカート。
 顔を上げて――
「なによ、あんたっ!」
 アスカは反射的に叫んでいた。目の前にいるのは、蒼髪赤眼の少女――綾波
レイ。
「私が落ち込んでるのが、そんなに愉快?」
 続けて叫ぶが、レイは表情をぴくりともさせない。静かに口を開き――
「いいの?」
 ぽつりと、つぶやいた。
 たた一言。けれど、レイがなにを言いたいのか、アスカには瞬時に理解でき
てしまった。
「いいも、悪いもないわよ! あいつが、望んでることなんだから! 勝手に、
勝手にすればいいのよ!」

541 :微熱 ◆DIO.JVXsqE :03/10/30 18:01 ID:HHRjMquD
 怒りで、血液が沸騰しそうになる。レイへの怒り? シンジへの怒り? ミ
ユキへの怒り? たぶんどれも違う。
 レイはアスカの荒げた言葉を全て受け流し、問い掛けてくる。
「碇君が、そう言ったの?」
「っ……」
 一瞬、息が止まる。言っていた。ビデオの中で、シンジは確かにミユキが好
きだと言っていた。
「そうよ!」
 なんで、そんなことを確認させるのだろう。胸が潰れてしまいそうだ。
「言葉に出していることだけが、真実じゃないわ」
 告げるレイの瞳が、わずかに伏せられる。それは哀れみのようにも、感じら
れた。
「なによ、なによ、なによっ! ふざけんじゃないわよ! 知った風な口聞い
て。そうだとしても、たとえそうだとしたって、私があんたの言うことなんて、
素直に聞けるはずないじゃないっ!」
 世界で一番同情されたくない人間、諭されたくない人間は、間違いなく目の
前の少女だと断言できる。そんなことを言われれば、正反対のことをしたくな
る。
「だから――だから、これは私が自分でしたくてすることよ!」
 言いながら、アスカは駆けだした。レイの脇を通り抜ける。
「絶対に、あんたに言われたからじゃないんだからね!」
 校門を出て、シンジの姿を探しながら、アスカは歩いている生徒達を次々と
追い抜いていった。

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